細胞分裂で短くなるテロメアを長くして老化を防止して若々しく生きる

テロメアとは
テロメアとは細胞の遺伝子DNAの染色体の先端にあって、細胞分裂するたびに短くなっていきます。
(telomere はギリシア語で「末端」を意味します。染色体とは長いDNAが折りたたまれたもの、染色体=DNA)
テロメア:細胞の染色体の末端部分にある、遺伝情報は入っていない
テロメアの長さは細胞の老化度を示す
テロメアが短くなると
短くなると細胞分裂がうまくできなくなり、染色体同士がくっついたり、染色体がちぎれたりして、異常な染色体ができてしまい、細胞が老化し、がんや動脈硬化、心筋梗塞、認知症等のリスクが高くなることが確認されています。
テロメアが短くなり、分裂しなくなった老化細胞からは、炎症の原因となるシグナルが出ることも分かっています。炎症は糖尿病や心臓、脳など全身の様々な病気に関係しているといわれています。
テロメアを短くし老化を促進する原因
・最大のものはストレス
・一日の座っている時間が長い
・運動不足
・偏った食生活
・睡眠時間が短い
・肥満
・喫煙
・過度の紫外線
テロメアーゼとは
テロメアを長くして細胞を若返らせる酵素テロメアーゼ
テロメアはすり減っていく一方ではない、テロメアは長くできる。
細胞分裂による「引き算」とテロメラーゼの働きによる「足し算」でテロメアの長さが決まる
精子や卵子を作る生殖細胞やiPS細胞は酵素テロメラーゼが活性化しているため、何回分裂してもテロメアが短くならない“不死の細胞”です。
テロメラーゼを活性化してテロメアを長くするには
・ストレスをためない。
・適当な運動をする。
・座っている時間を長くしない。
・低脂肪で野菜や果物の多い食事をする。
・十分な睡眠をとる。
・瞑想をする。
生活習慣を改善することでテロメラーゼを活性化しテロメアを長くして、いつまでも若々しく健康でいたいものですね。
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